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SONNET
CRESCENDO/ZIF G4 1000MHz/1M導入とDTへの移行にあたって、HDDは先代のメイン機PM7300からそのまま引き継ぐ形になった。Panther登場の際にDTは対応機種からはずされてしまったが、XPostFactoがDTでのPanther使用をサポートしてくれている。メインOSの10.3はそのまま引き継げるというわけだ。 |
L2/L3キャッシュの有効化についてはSONNETからX
Tune-Upが出ているが、これは残念ながらOS10.2.xまでしか対応していない。試しにインストールしてみたところ、L2キャッシュは認識しそれなりにサクサクと動作するが、システムプロファイラを見るとL3キャッシュが認識されていないようである。 |
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![]() それから数日間経って、ふと思い出した。そういえばXPostFactoには「Enable L2/L3 Cache」という設定項目があるのだった。以前の環境ではこれをONにすると起動すらできなかったので、すっかり忘れていた。CPU Directorをアンインストールして、XPostFactoを起動、L2/L3 CacheをONにして起動し直す。おお!なんだか起動時の読み込みがめちゃくちゃ速いぞ! ![]() |
試しに起動時間を測ってみると、およそ1分35秒。もう一度CPU Directorに戻して測るとおよそ2分20秒。なんと45秒も短縮されたことになる。マシンの電源を入れてからゆっくりトイレに行くと、部屋に戻る頃にはすでにデスクトップが表示されはじめている。ちょっとしたことだが、これが実にうれしい。パソコンにおいて起動時間というものは、思った以上に重要な要素なのかもしれない。 |
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ということで一抹の不安を抱えながらのG4/1G&OS10.3だが、体感は期待通りにサクサクである。これならショップで触ったG4マシンと大差ないのではないかという過度な評価を胸に、いざベンチへ。 |
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![]() 以前のXPostFactoでは、ターゲットディスクが選べないとか、1枚目をインストール後の再起動でトラブったりとかいろいろ不具合があったが、v3.0a17になってからは実に安定している。まるで対応機種に普通にインストールしている感覚である。ただし、まだオンボードビデオでは試していないので悪しからず。いずれ試してみたらまた報告しようと思う。 |
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あ、そういえば、もうひとつだけ問題があった。起動時に冷却ファンの騒音とともに「ビリビリビリ」と妙な振動音が聞こえるのである。起動してしばらくすると比較的静かになるので、我慢してそのまま使っていたが、掲示板にいただいたアドバイスをもとに調べてみると、奥の冷却ファンがヒートシンクに当たっていることがわかった。 |
これまでかなりケチケチでパーツを集めてきたつもりだったが、このマシンに載っているパーツの購入額を合計してみたら、それでもやはり10万円を超えてしまった。同じ値段でネイティブG4マシンが買えそうだ。しかしこれまで僕がPM7300の延命を続けてきたのは、単に古い物が好きという以上に、現行機種に横置き筐体がないからであり、DTはその横置き筐体の最終モデルである。以降の機種でサイズが許せるのはCubeぐらいで、その他は完全に僕のニーズとはかけ離れている。いつか僕が欲しいと思える機種が登場する日まで、このマシンを何とか末永く使っていきたいと思う。 【2004.5.12】 |
無理インストールしたOS10.3から9.1へ移る際には、optionキーを押しっぱなしにするのが最も手っ取り早く確実な方法である。ただPM7300の頃は、いったんOS9.1で起動すればその後は普通に9.1起動ができていたのに対し、DTにしてからは、毎回optionキーを押さないと10.3が起動してしまう。optionキーを押せばOS9.1、押さなければ10.3ということで、分かりやすいと言えばわかりやすいし、僕の場合は10.3がメインOSなので問題はないのだが、OS9メインのユーザーにとってはちょっとばかり面倒かもしれない。 【2005.1.25】 |
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