メモリを取り替えるためには、上部シャシーを開けなくてはならず、そのためにはATAケーブルをいちいちカードから外さなくてはならない(もしくはカードごと外さなくてはならない。何かいい対処法はないものだろうか?)。面倒なので、いきなりメモリインタリーブONで取りつけることにした。真偽のほどはわからないが、A1スロットがよくないという噂も聞いていたので、A3・A4・B3・B4スロットを使用した。
結論から言うと、かなりよくなった。前に使っていたFPM 128MB&ごちゃまぜメモリと比較すると、明らかに変わった点が2つある。
ひとつは、動作が安定したこと。以前はメモリインタリーブを有効にすると、起動しなかったり、起動してもほとんど動作できないアプリケーションがいくつかあったのだが、かなり使えるようになった。あくまでも"かなり"であって完璧じゃないのがつらいところだが・・・。(たくさんのアプリを同時に起動したまま作業をしたり、少し乱暴に作業をするとフリーズしてしまう。何かよい解決方法はないものだろうか?)
そしてもうひとつは起動音がちゃんと鳴るようになったこと。普通は鳴るのが当たり前なのだが、実はこれまで起動音がちゃんと鳴らず、"ヴォ・・・"と一瞬音がして途切れてしまう状態で使っていたのだ。動作的に問題がないのでそのままにしていたものの、起動するたびに"そのうち壊れるのでは?"と不安におののいていた。余韻のある美しい起動音が聞けるようになったことは、精神衛生上非常に喜ばしい。
肝心のメモリパフォーマンスは89〜90MB/secにアップ。G4カード購入時にテストした時のキビキビ感が復活し、使っていて気持ちがいい。メモリパフォーマンスが向上すると、まるで違うマシンになったように感じる。 |