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アップルによるとPM7300を含むベージュMacはすべてOS Xのサポート外ということだったので、OS9.1がこのマシンの最後のOSとすっかり覚悟を決めていたのだが、Mac改造情報サイト「Accelerate
Your Mac」をうろうろしていたところ、"Tips
on Installing OS X Beta on Unsupported Macs and Clones"という記事に出くわした。わからないなりに訳しながら読んでみると、ベージュMacにOS
Xをインストールする方法についてのレポートだった。しかし残念なことに、必要なダウンロードサイトのリンクが切れている(またいつものパターンだ)。 |
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まず起動ディスクの他に、インストールCDをコピーするパーティション(650MB以上)と、OS
Xをインストールするパーティション(1.3GB程度)を用意する。今回はとりあえず"インストールしてみたい"だけで常用する気がないので、二度とブートディスクにしないと言った内蔵HDDを680MBと1.34GBに分けて使用した。(別のディスクにインストールする場合もとりあえず内蔵HDDに入れておいた方がいいらしい。) あとの作業は概ね以下の通り。(マニュアル24ページのうち11ページまでがこの解説。) |
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言うまでもないが、これだけでは完了しない。G4カードの機能拡張が入っていないので、このままでは2次キャッシュがゼロだ。
「XLR8 MACh Speed Control 2.6.1」はOS X対応なので、これをインストールする。 「XMSC 2.6.1 OS X.pkg」は、OS 9.1上で見るとただのフォルダで、中にはわけのわからないファイルが入っているだけだが、OS X上ではインストーラに変身したのでびっくり。無事インストールは完了し、いままでと同じ473/236MHzで動作することができた。 |
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Voodoo4はサポートされていないのを承知で差してみた。起動と表示だけでもできないかと思ったが、やはり起動途中で止まってしまう。
OS X対応の安いビデオカードが出るまで待つしかないようだ。 【2002.4.5】 |
その後、halさんのサイトにあった2つめのインストール方法も試してみた。(試すためにもう一度初期化しているわけで無駄と言えば無駄な作業だが、やってみないと気が済まない。ご苦労なことだと自分でも思う。) |
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XPostFactoというソフトを使うのだが、 今年に入ってすでに6回目(4月20日時点)のバージョンアップで、かなり改善されているようだ。現在は2.2b7になっている。 XPostFactoを起動し、上の"Start Mac OS X From"のポップアップメニューからOS XのインストールCDを、"Install Mac OS X To"のポップアップメニューからインストール先のハードディスクを選択し、"Install"ボタンを押すだけ。 自動的にインストールCDから起動し、OS Xをインストールすることができる。 前述の方法と比べて圧倒的に楽だし速い。 同じ方法でOS 10.1へのアップグレードも試してみたが、問題なくインストールすることができた。 |
【2002.4.27】 |
その後、XPostFactoはバージョンアップを重ねて使いやすさ、安定性とも格段に進歩している。現時点でのOSXのインストールには間違いなくXPostFactoがおすすめだ。PowerLogixのサイトでも、XPostFactoが紹介されており、PowerForce G3/G4使用マシンへのインストールには2.2b9を推奨しているようだ(最新は2.2b16だけど、更新が追いついていないのかな?)。 【2002.8.12】 |
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