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LX100に取り付けたAlchemyのPCIスロットには、前のオーナーが使っていた100Base-TXのEthernetカードがついていた。LANの構築にはこのカードをそのまま使ってもよかったのだが、たったひとつしかないPCIスロットをEthernetカードに取られてしまうのはもったいない。Alchemyの非力なビデオ性能に満足できなかった僕は、すでにビデオカードを増設する必要を感じていたのだ。
AlchemyにはCS2スロットがある。Ethernetカードはここに移動することにしよう。

もちろんPCI用のカードを移動できるわけがないので、新たに入手しなくてはならないが、実はこの時点では、部品取り用の6300/120についているEthernetカードを流用するつもりでいた。恥ずかしながら、CSスロットの他にCS2スロットがあることを知らなかったのだ。
6300からカードを取り外し、Alchemyに取り付けようとして目が点になった。差し込み部分がスロットと合わない。
改めてパソコン用語のサイトでCSスロットとCS2スロットの違いを確認し、6300のカードが流用できないことを理解した僕は、PCI用のカードに戻すか、新たにCS2スロット用カードを購入するかの二者択一を迫られることになったのだが、すでに答えは決していた。
僕の頭の中にはすでにビデオカードが装着されたLX100/G3が描かれており、計画の変更などありえないことだったのだ。


オークションをのぞいてみると、CS2用のEhernetカードは、その希少性からかPCI用カードとは比べものにならない高い金額で取り引きされていた。PCI用の100Base-TXカードが2000円弱で売られているのに対し、10Base-TのCS2カードは9000円から10000円を超える値がついている。
しかしここでくじけてはいられない。少しでも安く出品されるのを待ち、7000円での落札に成功した。
Ethernetカード
装着は背面パネルの端にある穴にEthernetポートをあわせてCS2スロットに差し込むだけ。
作業は速やかに完了し、LX100はネットワーク対応マシンとなった。

しかしこの後、G3カードを購入するなどしているうちに資金が底をつき、肝心のビデオカードはまだ装着されていない。
無事装着した暁には、続編を掲載したいと思う。

【2002.2.27】

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