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というわけで、DVDを見るためにお気に入りのVoodooをあきらめてRage Orionに差し換えたのだが、Rage Orionそのものについてはほとんど言及していなかったので、ここで簡単に紹介しておこうと思う。

Rage Orion

前に書いた通り、最もコストパフォーマンスに優れたPCI Mac用ビデオカードはたぶんVoodoo3だと思う。ベンチマークにおいて同じ16MBのVRAMを積んだ人気商品・ATI Rage Orionを凌駕していることは有名(?)だ。
しかしRage Orionのオーナーになった以上、いつまでもVoodooを懐かしんでばかりいるわけにもいかない。ひょっとしたらVoodooより優れた点が見つかるかもしれない。ということで、ベンチマークを取ってみた。


System Infoは通常ディスクキャッシュ128k、色数256で評価するのだが、この条件ではVoodooに太刀打ちできないことは明白なので、普段使っている環境(ディスクキャッシュは初期設定:8160k、色数1670万、解像度1152x870)で比べてみることにした。

system info 1

・・・惨敗である。
でもどこかひとつぐらい勝っている部分があるかも、とかすかな期待とともに詳細評価を見る。

system info 2

DrawPictuerとDrawTextはほぼ同等。スクロールを含めその他はかなり水をあけられている。どこか設定を間違えているのでは、と疑いたくなるほどの違いが出てしまった。(ひょっとしたら本当に設定を間違えているのかもしれない。でもどこに設定するところが?)
System Infoはひとつの判断基準に過ぎないとは言うものの、さすがにここまで差がついては気分が悪い。古いドライバも試してみたが、ほとんど変化はなかった。16bit、8bitでの比較もしてみたが、差が開くばかりなので掲載はヤメにしておこう。


画面の色合いやシャープさを比較してみても、僕の好みからするとVoodooの勝ち。Rage Orionはよく言えば色がやさしい。悪く言うとメリハリがない感じ。
しかし冷静になってみれば、それで何が困るというわけでもないのだ。と、いつものように自分に言い聞かせつつ、ポピーのDVDを見て気を紛らせている次第である。

【2002.5.17】

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