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DVD Player 2.7のパッチを探している時にDVD Player 3.1.1のパッチを見つけた。3.1.1はOS10.1.2以上で使う最新のデコーダーだ。試してみたくなるのは当然である。

パッチはフランス語のサイト「MacBidouille」から「DVDPlayer 3.11 no DVD」をダウンロード。フランス語の他に英語の説明もついている。
早速パッチを当てるべくDVD Player 3.1.1をインストールしようとすると、またもやアラート。PM7300にはインストールできないらしいが、OS X自体非対応なのだから当たり前といえば当たり前である。
インストーラはTomeファイルではないし、僕の浅い知識では手の付けようがなく、途方に暮れながらまたインストール方法探しの旅に出た。

「MacBidoulle」の情報を見つけた「Macintosh おすすめ周辺機器など」の掲示板をもう一度見に行くと、同じように手間取っている人からのHelpが書き込まれている。しかし誰からもレスがない。
レスがないということはたぶん「もうちょっと自分で調べてから質問するように」ということなのだろう。順に過去ログを追いかけていくと、案の定答えが見つかった。


(1)OSX上で「DVDPlayerUpdate..pkg(3.1.1のインストーラ)」のイメージファイルをどこかにコピーする。

(2)OS9.1(もしくはそれ以下)で再起動し、「DVDPlayerUpdate..pkg」フォルダの中の「Contents」フォルダの中の「Resorces」フォルダを開き、「InstallationCheck」ファイルを削除する。

(3)OSXで再起動し、「DVDPlayerUpdate..pkg」を起動するとDVD Plyaer 3.1.1がインストールできる。


苦労して見つけた割には簡単な作業だったが、探す途中でDVD Playerに関するいろいろな情報を知ることができた。やはり自分で探すのが一番勉強になる。みなさんが掲示板で簡単に質問に答えないのも、きっとそういうことなのだろう。
それにしても、こんなファイルをわざわざ入れておくなんて、アップルさんもそうとう人が悪い。

 
InstallationCheck

DVD Player 3.1.1が無事インストールされると、OS Xブートディスクの「Applications」フォルダ内に「DVD Player.app」ができる。パッチを当てるのはこのアプリケーションに内包されたファイルだ。


(1)OS 9.1上で「DVD Player.app」からコンテンツメニューを開き「パッケージの内容を表示する」 を選ぶ。

(2)表示されたContents/Frameworks/DVDPlayback.framework
/Versions/Aフォルダと順に開き、その中の「DVDPlayback」ファイルをどこかにコピーする。

(3)「DVDPlayer 3.11 no DVD」を起動し、コピーした「DVDPlayback」にパッチを当てる。

(4) パッチを当てた「DVDPlayback」をもとのディレクトリに書き戻して、OS Xを起動する。


2次キャッシュを下げないとフリーズしてしまうのは、OS Xでも同様だった。2.7と比べて何が変わるということはないのだが、OS Xを起動している時にOS 9.1に切り替えなくてもすぐにDVDが見られるという点が、メリットといえばメリットだろうか。  
  パッケージの内容を表示する

【2002.5.16】


その後、この「DVDPlayer 3.11 no DVD」は、OS10.1.5にアップデート後にインストールした「DVD Player.app」にパッチを当てることができないことが判明した。「MacBidouille」には「DVDPlayer 3.2f2 no DVD」という新バージョンがアップされていたが、これも同じだった。OS10.1.5にアップデートする際は、パッチ済みの「DVD Player.app」データをバックアップしておくのを忘れると、後で面倒なことになるかもしれないので要注意だ。

【2002.6.19】

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