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7300が時代遅れのマシンであることを最も感じるのは、USB機器を使うことができないことである。
外付け周辺機器はもとより、キーボードやマウス、デジタルカメラの撮影データを取り込むアダプターなどもすべてUSBが主流になっており、不便なことこの上ない。
そんなわけで、あとひとつしか残っていなかい貴重なPCIスロットは、USBカードに明け渡すことになった。

USBカードについても、USB2.0やIEEEなど最新のポートを兼ね備えたものが販売されているが、ここは価格を最優先に、USBポート2基のみを備えた「Century USB Card for PCI(PU2)」を選んだ。ショップ購入で2980円である。

USB Card

このカードを使用するためには、AppleのUSBドライバをインストールする必要がある。
早速インストーラをダウンロードしようとパッケージに書かれたアドレス先にアクセスすると、HPはすでに更新されており、目当ての「USB Card Support」は見あたらない。(いつもこのパターンだ。時代遅れの商品を使う以上やむを得ないのか・・・。)
指定のHPは英語のサイトだったのでそれ以上探すのはやめにして、アップルジャパンのHPから「USB Adapter Card Support 1.4.1」を探し出してダウンロードした。

G3カードや他のPCIカードとの相性が心配だったが、どの周辺機器も問題なく認識しており、安定している。


その後はUSBハブを別途購入し、MOドライブやデジカメのデータを取り込むカードリーダーなどを抜き差しして使用している。 電源を落とさないとつなぎ変えることができなかったSCSI機器と比べると、USBは確かに便利だ。
それまで仕事の関係でWindowsマシンも併用していたのだが、周辺機器の共用ができないのがとても不便だった。わずか3000円で解決できるのなら、もっと早くに取り組むべきだったと後悔しきりである。

【2002.2.27】

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