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このたび当サイトのB3 Passat BBS参加メンバーによって、記念すべき第1回オフラインミーティングが開催されました。特別なイベントを用意したわけでもなくただ集まっただけなのですが、実に楽しくて有意義な1日を過ごすことができました。
レポートを書くのだから張り切って写真を撮らねばと思っていたのですが、初めてのオフミ参加ですっかり舞い上がっていた幹事は、みなさんのクルマを見たり話を聞くのに夢中で、おそろしく少枚数の記録しか残せませんでした。ということで文章中心のレポートになってしまいした。お許しくださいませ。



集合は朝10時半。参加者の中に浜名湖周辺に詳しい人がいなかったので、幹事がかろうじて知っている東名高速道路三ヶ日I.C.出口が集合場所となりました。クルマをとめる場所があるかどうか不安だったので少し早めに行ったところ、関係者以外駐車禁止の広い駐車スペースがあったので「ごめんなさい、ちょっとだけ」と停めさせていただきました。

ほぼ定刻に6台が集合した後、来られるかもしれないとおっしゃっていたasmoriさんをしばらく待とうということになったのですが、その間に前のオーナーから名義変更して一週間しかたっていないというAGさんのバリアントが話題の中心になると、さっそくボンネットを開けての談義が始まりました。まだここ集合場所だってば!

 

いよいよ会場へ移動。といっても場所が決まっていません。とりあえず浜名湖レイクサイドウェイを通って、浜名湖畔を南へ。料金所を出たところにあったレストランの駐車場がとても空いていたので、ここを第一次会場とすることにしました(オイオイ)。

クルマを横一列に並べて、まずは記念写真。
下の写真ではよくわかりませんが、JUNさんは「Club Passat of Japan」のイベントから持ち帰ったロゴパネルを、HARU9581さんはわざわざこの日のために用意してくださったオリジナルロゴ(このページのタイトルがそうです)のパネルをフロントガラスに載せてます。


左から順に'93バリアント@HARU9581さん、'91セダン@タムさん、'90セダン@ながやんさん&彼女、'92バリアント@AGさん、'92バリアント@JUNさん&奥様、'92バリアント@snappiです。

記念写真が終わって誰からともなく声を掛け合うと、会話は一気に盛り上がっていきます。オフミ初参加の僕は、初対面とは思えない和やかかつ活発なコミュニケーションにびっくり。B3という稀少なクルマのオーナーという共通点だけで、仲間意識を高めるには十分なのでしょうね。

VW Festでasmoriさんに刺激を受けたというHARU9581さんのバリアントは、Galleryの写真とは全く別のエアロなクルマに変貌していました。対応パーツが入手できなくて、フロント、リヤ、サイドともそれぞれ別の国産車のパーツを流用・加工・塗装したということでしたが、全く違和感なく収まっています。
工作好きのHARU9581さんは、エンジンルームの方も配線が痛んだりパーツに水がたまることのないよう徹底的に養生されていて、配線の皮膜が破れかけている僕のクルマとは大違い。「ここは特に危ないので早めに対応した方がいいですよ」と細かく指導していただきました。

 

ながやんさんのオーディオはFUJIのVW Festでも話題になっていましたが、さすがに圧巻でした。個人的には次のオフミで「ながやんオーディオ試聴コーナー」という企画を設けたいと思ってます。ご本人にはまだ了解とってませんが(笑)。
B3はカーステの電源がイグニッションと連動していなかったり、ドアスピーカーにアンプがついていたりと結構ややこしいので、相当好きじゃないといじれないと思うのですが、HARU9581さん、JUNさんもやはりいじってました。さすがです。

あと個人的に印象深いのは、タムさん、ながやんさんの内装。GT-X標準の内装は、シート、ステアリングはもちろんドアの内張まで全部黒の革張りで、とてもクールかつゴージャス。手入れがよいせいか、いまだにやわらかくて光沢があって、座り心地がよくて、バリアント崇拝者の僕にセダンにも乗ってみたいと本気で思わせるほどでした。


そうこうしているうちにあっという間に12時を過ぎ、まだまだ話はつきませんがそろそろ昼食にしましょう、と6台で移動。こぢんまりとしたうどん屋の駐車場にかろうじて6台を納めました。

店にはいると、タムさんがおもむろに当時の日産が発行した部品カタログやら販促ビデオやらをテーブルに並べ始めます。僕も用意していた日産の解説書やカタログをクルマに取りに行きました。自宅に同じものを持っている人も結構いましたが、これをネタにしてまたひと盛り上がり。食事をしている間もパサートの話題はつきません。

さらにHARU9581さんからは、記念写真のプレートと同じオリジナルロゴ入りのシートやアイロンプリントをみんなにプレゼント。田舎のうどん屋さんでクルマの本だのロゴシートだのを出して盛り上がる集団は、店のおばちゃんやお客さんにはかなり奇異に映ったことでしょう。

食事が終わったところで、仕事で参加できないところを無理してお越しいただいたタムさんはタイムオーバー。名残惜しそうに仕事に戻っていかれました。

 

HARU9581さんからのおみやげ。右側の小さくて文字が裏返しになっているのがアイロンプリントです。左側はシールになっていますが、なんとGalleryの写真をダウンロードして貼り込んであります。芸が細かい!


本当にいい天気でした。後ろが浜名湖ですが、景色を見ている人はひとりもいません(笑)。話をしたり、クルマをのぞき込んだりと、みんな好き勝手に過ごしてます。

全然話したりない一行は、 このあと近くの臨時休業中カフェレストランの駐車場に移動。最初と同じように横に並べて、またB3談義開始。

カルマンギアのオーナーでもあるAGさんは、買ったばかりのB3について、気になる点をいろいろと質問。さらにヘッドランプ用バルブ(新品)を、丸目4灯にして不要になったながやんさんからGET!さっそくいじりモードに突入のご様子です。

ボンネットやハッチを開けたり閉めたり、タイヤがどうしたランプがどうした塗装がどうしたと、話は止めどなく続きます。僕以外の4人は相当な知識を持った方ばかりなので、途中でついていけなくなるだろうと思っていたのですが、全然そんなことありません。わからないなりに、とにかく話が面白い。JUNさんの奥さんとながやんさんの彼女さんがまたクルマ好きな方で、しっかりと話に参加されていたので感心してしまいました。

 

ながやんさんに見せていただいた2冊の整備マニュアルの写真をご紹介しておきましょう。左がRobert Bentley社の「Volkswagen Passat Service Manual / 4-Cylinder Gasoline Models include GL and Wagon 1990,1991,1992,1993」、右がHaynes社の「VW PASSAT Service and Repair Manual / May 1988 to 1996(E to P Registration)Petrol & Diesel"」。どちらも英語ですが、中古の整備マニュアルを探すより安くて手っ取り早いのではないかと思います。

 

飲み物も持たず、途中どこかに座ることもなく、延々と立ち話を続けるうちに、腕時計の針はいつの間にか4時を過ぎていました。幹事の「ぼちぼち失礼しますわ」の声がなければ、そのまま夜まで続いたかもしれません。集合から解散までおよそ6時間。初対面の人たちが、パサートの話題だけでこれほどまでに盛り上がれるとは思いませんでした。B3オーナーって本当にいい人ばかりだなあ、と幸せな気分で浜名湖を後にしました(変な人ばかりとも言えます)。

何だかいいかげんな運営でしたが、みなさん楽しそうで、とても気持ちのいいオフミでした。 ぜひまた企画したいと思います。どうもお疲れ様でした。


夕景だとあまりわからないんですが、一番左のパサートだけモールが黒くないんです(手入れ不足)。あまりにかわいそうだったので、次のオフミにはちゃんと黒く化粧して連れて行ってやろうと心に誓ったのでした。

【2002.11.13】

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